AirAsiaのFly-Thru(フライスルー・乗り継ぎ便)を使用しマレーシア・クアラルンプール(KUL)経由でスリランカ(CMB)に旅行した際の、マレーシアトランジット観光について記載する。
ポイントは以下の通り。
- Fly-Thruの預け入れ手荷物
- トランジットでのマレーシア入国
- KLIA2 出発エリアのラウンジ
※2018年8月時点の情報です。お出かけの際には最新情報を確認してください。
旅行日程(片道)
羽田を深夜に出て機内泊ののちクアラルンプールに早朝着、日中はクアラルンプールを観光し、夜の便でスリランカに向かうというスケジュールとした。出入国の時間を考慮しても10時間程度を自由に使うことができる。
スリランカ着後は空港そばのホテルに宿泊し、翌日からスリランカ観光。帰りは別経路(スリランカ航空・シンガポール経由)を使用したため片道のみ。
HND-KUL
AirAsia D7 523 便
Tokyo HND 23:45 -(時差含め7:10)-> KUL Kuala Lumpur 5:55
KUL-CMB
AirAsia AK47
KUL Kuala Lumpur 20:55 -(時差含め3:30)-> CMB Colombo 21:55
AirAsia Fly-Thruでの預け入れ荷物
Fly-Thru便の場合は、預け入れ荷物は最終目的地で受け取るのみで、乗り継ぎ地では受け取る必要はない。※別予約でそれぞれの便を取った場合は異なるため注意
乗り継ぎ便がある場合の荷物はどうなりますか? - AirAsia FAQs
エアアジアは、2地点間運送で運航しています。
予約番号の異なる乗り継ぎ便は、別の旅程として扱われるため、最初の便でお預けになられたお荷物は乗継地でいったん受け取って、再度お預けいただく必要があります。国際線の場合は、入国審査後、再びカウンターでチェックインして搭乗券をお受け取りいただく必要があります。エアアジアは、フライトの遅着に関して補償をしておりませんので、乗継のお時間は余裕をもってご予約いただくことをおすすめします。
「Fly-thru」のフライトをご購入いただいた場合のみ、出発地から最終目的地まで、お預かりしたお荷物をお運びしますので、乗継地で受け取るはありません。乗り継ぎ地で入出国の必要はございませんので、乗継ホールにある乗継カウンターをご利用ください。
例えば、羽田からクアラルンプールを経由してペナンへ向かう場合は、羽田発の第一便でお預けになったお荷物は、クアラルンプールで受け取る必要はなく、最終目的地のペナンでお受け取りいただけます。
そのため逆に、トランジット観光する際はマレーシア・クアラルンプールで使用したいもの(観光情報誌、カメラ、上着、洗面具、化粧品など)は機内持ち込みする必要がある。
トランジットでのマレーシア入国
初めてのトランジット観光で、かつ事前の調査不足だったため、羽田にてAirAsiaのチェックインカウンターでKULでのマレーシア入国について質問した。しかし、その回答に驚愕した...
Fly-Thru便では乗り継ぎ地での入国はできない。
まさかの空港トランジットエリア15時間滞在宣告...。絶望の羽田空港で色々と調べて、次の記事に助けられました。
この方が説明いただいている通り、イミグレーションを目指していったら問題なくマレーシア入国できました。ありがとうございます。
ただ、AirAsiaのチェックインカウンターで回答いただいた通り、オフィシャルな方法ではないようなので、注意の上、自己責任での行動をお願いします。
マレーシア・クアラルンプール観光
クアラルンプールの観光情報は多くの方が書いているので詳細割愛。
- OLD TOWN WHITE COFFEE
- 国立モスク MASJID NEGARA
- バトゥ洞窟
- ペトロナスツインタワー
- KLCC
クアラルンプールでの移動手段
クアラルンプールの観光で衝撃的だったのは、Googleマップの電車運行情報がまるで役に立たないということ...。日本国内においてはGoogleマップがあればどこでも迷わずたどり着けるが、クアラルンプールでは、路線情報は分かっても時刻表が異なりホームの案内表示と一致しておらず乗りたい電車は来ない。
トランジットの限られた時間だったので、移動にはタクシーを利用した。以前はマレーシアのタクシーはぼったくりなどが多かったようだが、KLセントラル駅では前払いバウチャー式になっていたり、良くなっているように感じた。また、東南アジアでUberに変わりシェアが拡大しているGrabが有用だった。
登録には電話番号が必要となるため、現地では電話番号付きSIMを購入すると良い。
KLIA2のラウンジ
KLIA2の手荷物検査を抜けた出発エリアには飲食店が少なく、待ち時間がやや退屈になりがち。そんなときはラウンジに入って過ごすのがオススメ。こちらのラウンジは、ビジネスクラスやプライオリティパス等の権利を持っていなくても、時間あたり数千円で利用することができ、ドリンクや軽食、アルコール(ビール・Karlsberg)も楽しめた。
※シャワーなし
まとめ - HND-KUL-CMB AirAsia Fly-ThruでKULトランジット観光
AirAsia Fly-Thruでマレーシア クアラルンプールをトランジット観光した。初めてのトランジット観光で不安もあったが、良い旅とすることができた。